ハイこんにちは!
先週末の連休から日本各地で急激に気温が上がりましたね。
昨日関東地方での梅雨明けの発表がありましたが、突然の猛暑日の到来に体調を崩す方が見受けられます。
当社のある茨城県水戸市でも昼間の気温は30℃を超えています。
こうなってくると怖いのは熱中症です。

統計的にいうと、熱中症にかかる患者さんの半数以上は65歳以上のお年寄りだそうです。
しかし普段は健康に生活している方でも、急激な気温・湿度の上昇や個人の体調の状態によって熱中症に陥ることがあります。
また熱中症は、日の照った屋外にいる時だけではなく屋内にいる場合でも、条件が重なれば発症する可能性があるので注意が必要です。
「まぁ自分は大丈夫だろ…」というような過信は禁物というわけです。

症状
体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温の調整機能がうまく働かなくなることで、体内に熱がこもり体温が異常に上昇することで起きるのが熱中症です。
熱中症の重症度は3段階に分けることができます。

Ⅰ度(現場での応急処置で対応できる軽症)
めまいや立ちくらみ。
筋肉痛(こむら返り)や大量の発汗の症状が現れる。

Ⅱ度(病院への搬送を必要とする中等症)
頭がガンガンする(頭痛)、吐き気や倦怠感を起こす。

Ⅲ度(入院して集中治療の必要のある重症)
重症になると体温が異常に上がり、意識が無くなったり痙攣などを起こす。

予防法
熱中症の予防には「水分補給」と「暑さを避けること」が大切です。
こまめな水分補給はもちろんのこと、同時に塩分の補給も行うのが望ましいとされています。(自覚以上に脱水は進みますので、喉が渇いていなくても定期的に行う)
発熱や下痢・嘔吐などがあると脱水状態になり、熱中症への危険が高くなります。
寝不足や二日酔いの時も、普段より脱水状態に陥りやすいため、普段からの健康管理が重要です。
また会社や学校では、上記のような項目に関してお互いにケアしあい、声を掛け合ったり、チェック・管理できる人がいれば尚良いでしょうね。

外出時には、日傘や帽子、通気性の良い衣服の着用を心がけ、日蔭などでこまめに意識的に休息を取ることが必要です。
屋内の場合でも熱中症の可能性はありますから、適宜扇風機やエアコンを使用して室内の温度を調整する必要があります。
また、風通しを良くしたり、すだれやよしず、軒先の打ち水なども効果があります。

対処法
では、もし熱中症にかかってしまった際にはどのように対処すればよいのでしょうか?
とにかく涼しい場所に避難することが重要です。
日陰やクーラーの効いた室内へ避難し(させ)ましょう。
何より大事なことは、可能な限り素早く体温を下げることです。
衣服を脱がせ皮膚に水をかけ、うちわや扇風機などで体を冷やしたり、氷嚢(ひょうのう)があれば、首筋・脇の下・太腿の付け根などに当てることも体温を下げるのには有効です。

また、同時に水分・塩分の補給も重要です。
汗を大量にかいた場合などには、失われた塩分も補えるスポーツドリンクや食塩水(1リットルに1~2gの食塩)が有効です。
しかし、意識が無いような重度の熱中症の場合には、水分が誤って気道に流れ込むことも考えられます。
また、"吐き気を訴えたり"実際に"吐く"という症状が出ている場合には胃腸の動きが鈍っている証拠なので、水を飲ませないで下さい。
意識がない、自力で水分の摂取が出来ないような場合には、医療機関に搬送することが最優先になります。

さて、今夏も電力不足が懸念されることから、みなさま節電を心がけていらっしゃることと思います。
しかし厚生労働省は、節電を意識しすぎるあまり健康を害することのないように呼びかけています。
特にご高齢の方や乳幼児がいらっしゃるご家庭では、決して無理な節電はせず、適度に扇風機やエアコンを使用するようにして下さい。
また、お近くに熱中症への注意が特に必要なご高齢者や障害者や小さなお子様には、熱中症の予防を呼びかけたり、まわりで協力して常に気遣ってあげるという配慮が必要です。

みなさんが少し意識を変え、声を掛けあうことで、熱中症は防げます。
「ちょっとひと涼みしませんか?」と声を掛け合うゆとりと気遣いを持つことで、熱中症から人の命を救うことが出来ます。
官民共同で、熱中症予防を呼びかけていく国民運動のサイトをご紹介します。

声かけプロジェクト(http://www.hitosuzumi.jp/)

熱中症予防声かけキャンペーン06

熱中症に関する知識や予防策、対処法も学べます。(当記事も参考にさせて貰いました)
毎日おでかけの前に、"暑さ指数"をチェックすることもできますよ。
(シロクマくんが暑がってるアイコンの地域は、熱中症に気をつけましょう!)


この猛暑期にも関わらず、当社の工事班は、毎日屋外での工事を行っています。
当社の工事班だけでなく、炎天下で働くすべての人たちには、本当に頭が下がる思いです。
どうか熱中症に気をつけて頑張って下さい!

熱中症予防飴

当社では、工事班や当社を訪れる営業の方に飴をお配りしております。
沖縄の塩・黒糖・サンゴカルシウムを含んだ熱中症の予防に効果のある飴なんですよ〜。
皆様もどうかお体には十分お気をつけて、暑い夏を乗りきりましょう!ではまた次回!
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