ハイこんにちは!
今日に茨城県水戸市は、朝から快晴に恵まれ日中の気温もだいぶ上がりました。
やがて来る梅雨入りを前に、晴れ間を大事にしておきたいところです。

さて今回は、太陽光発電の話題です。
先日お伝えした「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」は、パブリックコメント(意見の公募)を経て、今年の7月から実施されようとしています。
この制度では、太陽光・風力・水力・地熱・バイオマス等の”資源の枯渇がなく発電時にCo2の排出も少ない”とされる再生可能エネルギー源を用いて発電された電気を、電気事業者が一定の期間・一定の価格で買い取ることを義務付けるものです。

こうした制度が成立する背景には、世界的に関心の集まる地球温暖化問題があるのでしょう。
加えてここ日本においては、昨年の東日本大地震を契機に、エネルギー自給率問題という観点からも再生可能エネルギーへの関心が高まって来たように思います。
メガソーラーの建設決定とか企業のメガソーラー事業参入、というようなニュースを頻繁に目にするようになってきました。

一方、一般家庭における住宅用太陽光発電システムの売電価格は、従来どおりの余剰買取が継続されることが決定されましたが、国からの補助金以外にも、各地方自治体の導入補助制度の充実などからか、好調な伸びを見せているようです。

>>平成24年度の太陽光発電補助金と売電価格については、当社メインサイトにまとめましたのでご覧ください。

また震災以降は、災害に伴う停電対策や節電策の一環として家庭で電気を貯める、いわゆる「蓄電システム」への注目も高まっています。
蓄電という技術は、以前から注目されていましたが、ここへきて「太陽光発電システムと連携させて使う」という効率の良い蓄電システムが相次いで発表されましたので調べてみました。

まず今回は、パナソニックの「創蓄連携システム」をご紹介いたします。

◆パナソニックの創蓄連携システム

システム構成図
panasonicパナソニック太陽光発電、創蓄連携システム 

太陽電池と4.65kWhリチウムイオン蓄電池ユニットに加え、太陽電池用と蓄電池用のパワーコンディショナー機能を一体化した新開発のパワーステーションで構成されています。
これにより、日中は太陽光で発電した電力を使用できるうえ、余剰電力は蓄電池に繰り返し充電できます。
蓄電池に蓄えた電力は、日中の電力供給を安定化して、夜間にも利用できます。

panasonicパナソニック太陽光発電、創蓄連携システム02

停電時、太陽光発電の電力を使用しながら余剰分を蓄電池へ蓄えて、夜間などに利用することが可能です。
新築時の設計段階で、停電時にも使用したい機器の回路設計をしておくと、停電時にコンセントの差し替えなしで、あらかじめ接続した機器を使用可能です。

panasonicパナソニック太陽光発電、創蓄連携システム03
平常時も太陽電池や蓄電池の電力を利用することで、系統電力のピーク抑制に貢献できますね。

停電時にどのくらい蓄電した電気が使えるのか?というのが気になりますが…
小型かつ高容量のリチウムイオン蓄電池ユニット(4.65kWh)で、満充電の場合、雨天が続いても停電時に使用したい機器の電源を約2日間確保できます。
(冷蔵庫50Wを24時間、テレビ100Wを3時間、LED照明50Wを4時間、通信機器100Wを3時間で1日2,000Whとして計算)

また、ライフスタイルやお好みにあわせて、創蓄連携システムの運転モードを選べます。
経済抑制モード…系統からの夜間電力を充電し、電力ピーク時に活用することで機器使用を我慢せずに無理のないピーク電力抑制ができる。
環境優先モード…昼間に太陽光発電システムで蓄えたクリーンな電気を夜間も利用する。
蓄電優先モード…災害や停電に備えて常に満充電状態を維持する。

ワイヤレスエネルギーモニタ(7型)に加え、ビエラ(デジタルテレビ)やスマートフォンなどでエネルギーの使用状況をモニタリングすることが可能です。

詳細は、パナソニックさまのウェブサイトでご確認ください。http://sumai.panasonic.jp/wiring/setsubi/lineup/products/souchiku/souchiku.html

ではまた次回!

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