2012年2月下旬の偕楽園。今年の梅はまだこれからです!
偕楽園の梅情報, 水戸ぶらり 2012年3月1日ハイこんにちは!
2月29日、閏日の昨日、茨城県水戸市は、またしても雪に見舞われました。
明けた今日3月1日の気温は12℃まで上がり、昨日と約10℃ぐらいの温度差です。
三寒四温で、ひと雨ひと雪ごとに春が近づいているのは何となく感じられるんですけどね。
さて、今回も偕楽園の梅の開花状況をレポートしますよ。
去年の3月11日は、忘れられない日になりました。
東日本大震災は、茨城県水戸市にも大きな被害をもたらしました。
地盤の緩い地域では建物が傾き地面が隆起したり…と地震のエネルギーの凄まじさを見せ付けられました。
上の写真は、震災後の千波湖周辺の遊歩道のものです。
約1年が経過し、水戸の街はだいぶ元気を取り戻しています!
かつて隆起していた地面も、ご覧のとおりキレイに復旧していますよ。
水戸市が誇る観光名所・偕楽園も地震の被害から見事に復活しています。
先日もお伝えしたように、偕楽園内の好文亭も、時間はかかりましたが深刻な被害から全面復旧しました。
作業にあたった皆様、本当にお疲れさまでした!
さて今日の偕楽園散策は、好文亭表門からスタートしましたよ。
今ではお土産屋や出店が軒を並べる東門の方が賑やかになっていますが、ツウな方はこの表門から入園するそうですよ。
ちなみに表門からご入場される場合には、閑静な住宅地を通リ抜ける必要があります。
バスなどで訪れた方には、少々の距離を歩いて頂くことになりますがオススメです。
2012年2月27日、快晴ながらも刺すような寒さの一日でした。
例年なら5分咲きぐらいまで進んでいるはずの梅の開花状況ですが、今年は残念ながらまだ1分咲きどまりです。
最近は一週間ごとに開花の様子を見に偕楽園を訪れていますが、今年の厳しい寒さが梅の開花を阻んでしまっているようですね。
全体的にはまだまだ見頃には程遠い、といった感じの今年の偕楽園ですが、早咲きの品種の梅は咲いているのが見受けられますよ。
ビビッドなピンクの八重寒紅(やえかんこう)や白い花の八重冬至(やえとうじ)、乳白色の花を咲かせる月宮殿(げっきゅうでん)など、数はそれ程多くありませんが、逆に言えば咲いている梅の木を探す楽しみもありますよね。
そして、好文亭の入り口付近の売店では、様々な梅に関するグッズが売っています。
3年連続でご紹介させて頂いている梅の香りの香水「梅春薫(うめはるか)」も絶賛発売中ですよ!
基本的には、この偕楽園内の売店でしか販売していないそうですよ。
使用方法を記した説明書には、香りを楽しむ美少年(少女?)の絵が描かれていますね。
このイメージとはかけ離れたひげヅラの小生ですが、店員さんは、快く香りのテスターを差出してくれましたヨ。
クンクンと嗅いでみると、ほんのりとイイ具合に梅の香りが漂い、大変心地よいものでしたヨ!
これで加齢臭対策もバッチリだ!やったね!
梅の香水や、かなり年代物の梅干しなどを販売している好文亭前の売店には、蝋梅(ろうばい)の鉢が飾られていました。
ロウバイは、"梅"という文字が入っており、花も梅っぽいのですが、梅とは違う種に分類されるそうです。
唐の国から来たことから唐梅(とうばい)とも呼ばれるらしいです。
蝋梅は、偕楽園と同じく水戸の名所である弘道館のものが有名なようですね。
見晴らし広場は、先週に比べて観光客の数が格段に増えています。
梅の花はまだ一分咲きですが、梅以外にも観るべき所は多数ありますし、天気が良ければ、ただ歩くだけでもとても楽しいですよ。
東門付近も団体のお客様が多く見受けられました。
去年は震災で残念ながら中断してしまった水戸の梅まつり、今年は去年の分まで盛り上がってほしいものです。
皆さまもお時間がありましたら是非とも、水戸の偕楽園へ足をお運びください!
この調子でいくと、今年の梅の見ごろは3月中旬ぐらいになりそうですが、暖かい日が続けば開花は一気に進みますから、毎週このブログをチェックしてくださいね~(笑)
そうそう、3月3日は夜の偕楽園が楽しめる夜梅祭が開催されます!
このブログでも何度かご紹介していますが、大変すてきなお祭りですヨ!
普段は見られない夜の梅、夜の偕楽園、様々な催し物、美味しい料理の出店、花火もドッカンドッカン上がっちゃったりします!
是非ぜひ夜梅祭を楽しみに来てください〜!
>>過去の夜梅祭の様子はコチラでご覧ください >>2011年 >>2009年
ではまた次回!
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