ハイこんにちは！
巷ではインフルエンザが流行していますね。
外出後の手洗い・うがいを忘れずに行いましょう！
また、日頃から食事や睡眠をしっかり採り体調を整えておくこともインフルエンザ予防に繋がりますから、意識的に体調の管理を行っていきたいですね。

さて前回は水戸の観光名所、偕楽園が震災の被害から全面復旧したことをお伝えしました。
残念ながら、復旧当日の２月７日は天候に恵まれませんでしたが、復旧記念式典が行われたようです。
その翌日はお天気も回復しましたので、早速行ってきましたヨ。

毎年この時期に開催される梅まつりが始まると、街全体が華やかなムードに包まれます。
昨年は、いよいよこれから梅の見ごろ…という時期に、あの大地震が東日本を襲いました。
水戸においても街のあちこちで塀が崩れたり、屋根が落ちたり、地面が隆起するなどの甚大な被害が出ました。

偕楽園も例外ではなく、地滑りの危険性があるという理由で震災直後から閉館となっていました。
見頃を迎えようとしていた梅の花は結局見れずじまい…好文亭もかなり破損しており、復旧には相当な時間がかかるという情報が入ってきました。
その後は順調に復旧が進み、限定区域のみの開園を経て、先日の全面復旧に至りました。

日本三大庭園にして水戸市の重要な観光名所である偕楽園、この度の復旧を本当に嬉しく思います！
梅まつりの時期に間に合って、本当に良かったです！

さて、毎年この時期には、偕楽園の梅の開花状況をインターネットで調べようと思って当ブログを訪れる方が非常に多くなってきます。
大変ありがたいことです。
今年もお届けしますよ、偕楽園の梅情報。
２０１２年２月８日時点での梅の開花情報からお伝えします。

まだ殆どの梅がつぼみの状態です。
蕾の膨らみ具合も品種によってかなりバラつきがあるようです。

！！！
そんな中、早くもチロチロと花を咲かせている樹がありました。
八重寒紅（やえかんこう）という生命力を感じさせる鮮やかなピンクの梅です。
実際に咲いているのを確認できたのは２本の樹で、それぞれ１０輪程度でした。
しかし今にも咲きそうな、はち切れんばかりの蕾が沢山ありましたヨ。
偕楽園のウェブサイトには、「八重寒紅」の他にも「八重冬至」という種の開花が報じられていました。

大震災によって、とりわけ深刻な被害を受けた「好文亭」の復旧工事も完了しました。
そして嬉しいことに、好文亭の全面復旧を記念して２月１２日までは無料で公開されるんだそうです。（通常は大人１９０円）

約１年ぶりに公開されることになった好文亭、平日のお昼過ぎとは思えぬ程の混雑ぶりでした。
観光客はもちろんのこと、地元の方と思われるお客さんも沢山いらっしゃいました。

西塗縁（にしぬりえん）という大広間にもスゴイ数の人が…。

そして入り口と出口には、好文亭や偕楽園周辺の復旧工事の様子をパネルにしたものが展示されています。
地震による被害の深刻さと大規模な復旧作業の様子がよくわかります。
復旧作業に携わった皆さま、本当にお疲れさまでした！

「紅葉の間」や「萩の間」の震災直後に撮影された写真も飾られていました。

地震直後は、襖がズレて外れてしまう程の被害だったようですが、現在では元通りに修復されていますよ。
歴史的な価値や重みのある襖絵ですから、修復は相当慎重に行われたんでしょうね。

好文亭の中でもっとも高貴な部屋とされる「梅の間」も、まるで何事もなかったかのように豪奢な雰囲気を醸し出しています。

梅の時期が終わった後に偕楽園を彩るのは、つつじの花です。
柔らかい光の中で目に鮮やかな「躑躅（つつじ）の間」も、震災前と全く変わらない姿を見せてくれます。

４月～５月にかけて咲き乱れる偕楽園のつつじ、大変迫力がありますので是非見にいらして下さい！
詳しくは過去の記事でご覧ください！

>>もうやってたんですね！偕楽園のつつじ祭！ (2009/4/30)

>>躑躅燃ゆ！偕楽園のツツジをレポート！ (2010/5/19)

「萩の間」もうっとりするぐらい美しいです。
萩は、９月に開催される萩まつりの頃に見頃を迎えますよ。
当ブログでも過去にレポートしておりますので是非ご覧ください。↓

>>もう秋なのね！水戸の偕楽園で萩まつり！(2009/9/15)

>>偕楽園の萩が見頃をむかえています！(2011/9/16)

…というわけで、２月８日時点では、梅はまだ１分咲きの咲き始め。
好文亭の無料公開は２月１２日（日）までとなります。
完全に復活した偕楽園に是非とも足をお運びください！オススメです！

ではまた次回。