ハイこんにちは!
今日の茨城県水戸市は、久方ぶりの雨。
西から近づく巨大な台風の影響で、雨脚は時折かなり激しくなります。
連日猛暑日が続いておりましたから、ある意味では恵みの雨ですが、九州・四国地方では、すでに大きな被害がでている模様です。
引き続き、台風による大雨と暴風には十分にお気を付け下さい。

さて、今回からは節電に関する話題を何回かに分けてお伝えしていこうと思います。

★節電の要は、エアコンの上手な使い方。

家電_消費電力表

電力使用量円グラフ

電力消費量がピークを迎える時間帯(特に平日の9時~20時)において、電力使用量全体の約1/2を占めるのは”エアコン”です。
このため、エアコンの使い方が節電の重要なポイントとなります。

  • 室温は高めに(28℃が目安)
    設定温度を高めに設定(2℃上げると電力を約10%削減
  • すだれやよしずを上手く活用
    日よけにより窓からの陽射しを和らげ、冷房の消費電力を抑えることにより
    消費電力約10%削減
  • エアコンを消して扇風機を
    エアコンを止め、扇風機をご使用することで消費電力約50%削減

この他に…扇風機・サーキュレーターを活用し冷気を循環させたり、フィルターの清掃をこまめに行ったり、室外機の周りに空気の流れを遮るようなものがある場合には排除したりすることで効率良い電力消費を実現できます。

★蒸し暑い日には除湿よりも冷房が節電に効果的!?
湿度が高くジメジメしていて、尚且つ温度が高い日などには、みなさんエアコンの設定はどうされていますか?
湿気を下げたいけど急激に寒くなるのはイヤだし、冷房運転よりも経済的なのでは?という理由から”除湿”運転を選択される方も多いと思います。
意外にご存じない方が大勢いらっしゃいますが、除湿運転の方が冷房運転よりも電力を消費し料金もかさみます。

そもそも除湿を行うには、空気を冷やす必要があります。
そして、空気を冷やして除湿を行うと意味においては「除湿」も「冷房」も同じです。

冷房空気を強く冷やし、温度を下げることで除湿量も増やす。
除湿(再熱除湿)…空気を強く冷やして除湿量も増やす。そのまま吹き出すと冷たいため、空気を再度温め直してから噴き出す。
(除湿には、空気の冷やしかたが緩やかな"弱冷房除湿"というものもあります。)

冷房と除湿の比較

「湿気は下げたいけど温度は下げたくない」という状況においては、除湿運転は有効と言えますが、真夏日のジメジメした日などには、冷房運転の方が少ない消費電力で、より湿度を下げることが出来るという事です。(除湿運転は冷え過ぎた空気を再度温め直すのに余計に電力がかかります)

消費電力が少ないということは、当然電気料金も少なくて済みますから、家計にも優しいといえそうです。

ではまた次回!

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