震災の爪痕残る偕楽園を再訪。
偕楽園の梅情報, 水戸ぶらり 2011年6月23日ハイこんにちは!
ジメジメした湿気と真夏並みの暑さの日が多くなってきましたね。
汗をかいた後に涼しい風にあたったりすると風邪をひきやすいので、皆さまも体調の管理には十分お気を付け下さい。
さて今回は、久しぶりに偕楽園の話題です。
あまりニュースなどで報道されることはありませんでしたが、当社のある水戸市も東北大震災の被災地です。
建物の倒壊などはそれほど多くはなかったようですが、街のあちこちで塀が崩れたり瓦が落ちたり、液状化により道路やマンホールが隆起したりしました。
偕楽園の本園から千波湖へと下っていく道路の脇を見下ろしてみると…歩道が隆起してめくれ上がっています。
偕楽園東門入り口にあるお土産屋兼お食事処もご覧の通り瓦屋根の修復中。
ただし既に営業は再開されてました。
園内は残念ながら部分開園という措置が取られています。
千波湖や周囲に広がる公園の景観を一望できる仙奕台(せんえきだい)と呼ばれる広場があります。
偕楽園の南側に迫り出すかたちで位置する仙奕台付近は、地盤沈下や地滑りの危険性があるため未だにブルーシートがかけられており、立ち入りも禁止されています。
立ち入り禁止区域を示す柵の前には、3月11日の大地震による被害の様子が写真で展示されていました。
地面に亀裂が入っている写真などもあり、地震の凄まじさを物語っております。
好文亭も被害が大きく、残念ながら入場は出来ません。
下の写真は、震災の約2週間前に撮影した好文亭の紅葉の間の写真です。
この時点では、あのような地震が水戸の街を襲うなどとは全く思ってもいませんでした。
こちらも入り口に被災状況の写真が設置されていました。
壁ははがれ襖も外れてしまっていますね。
建物の外の燈籠なども転倒したり割れたりしているようです。
被害状況を見る限り、好文亭の修復にはまだまだ時間がかかりそうですね。(半年~1年程かかるという話も…)
多くの観光客の目を楽しませてくれる好文亭の復活を楽しみにしております!
3月11日という梅まつり開催真っ只中に起きた大地震のため、今年は満開の梅を楽しむことが出来ませんでした。
現在の梅林は、梅の実もすっかり落ちてこんな感じに緑が生い茂っております。
梅雨の晴れ間に生命力漲る緑の中をお散歩するのは大変気持ちが良いです。
かなりの量の汗をかくと思いますが…。
偕楽園には好文亭以外にも観るべき所は沢山あります。
皆さま是非とも偕楽園に足をお運びください!
ではまた次回。
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