ハイこんにちは!
台風も去って爽やかな秋晴れが続いております。
木々も色づき始め、いよいよ秋らしくなってきました。

今回は、株式会社ハウステックさまの井戸水対応のエコキュートについてお伝えします。 

日本の家庭で使用される水には大きく分けて水道水井戸水があります。
水道水は、河川やダム湖、沼湖などを水源とするものがほとんどですが、井戸水などの地下水を使用する地域も2割ほどあります。もちろん各市町村が定期的に水質を調査し飲用として管理しています。

ちなみに当社のある茨城県の水道普及率は、平成19年度末で91.7%で、全国の普及率97.4%に比べると低いと言わざるをえません。
実際に井戸水を使用している地域や上水道でも硬度の高い水が出る地域が結構あります。

井戸水はカルシウムやマグネシウムなどの地中からの成分を多く含んでいます。
硬度が高い水、いわゆる硬水といわれる水質ですね。
エコキュートの配管詰まりによる故障は、これらの成分がヒートポンプ熱交換器の配管内で加熱され堆積物(スケール)として析出し、さらに貯湯タンク底部に沈殿したスケール混じりの水が循環・加熱されることが原因で起こります。

そのため井戸水を使用しているご家庭や、水源の硬度が高い一部の地域などではエコキュートの設置が出来ないことがあります。
設置しても数年で配管が詰まってしまい故障するケースがあるからです。

ハウステックのエコキュートは、井戸水での使用も可能なタイプです。
また硬度の高い水道水の地域での使用にも対応しています。
ただし・・・
・保健所が検査したうえで飲料可能な水であること
・ハウステックの既定の水質範囲内であること(2ℓのペットボトルにて採水・検査)
・ろ過装置(砂こし器)を設置すること
などの前提をクリアしたうえでの設置になります。

水質検査では、pH値・全硬度・Mアルカリ度の検査でスケールが析出しやすい傾向の水であるか、また硫酸イオン・全鉄・硫黄イオンの値で腐食性傾向の高い水質であるか、それらを総合的に判断して設置の可否を判断します。
残念ながら腐食性傾向の高い水質であった場合にはこのエコキュートの設置はできません。

それでは、ハウステックのエコキュートの特長を見ていきましょう。
まずはエコキュートの配管つまりが起こるしくみをご覧ください。

 ハウステックの井戸水対応エコキュート01

エコキュートでは、湧き上げ運転時に高温になるヒートポンプ熱交換器の配管内にスケールが析出しやすいのです。
そのため、湧き上げ運転を開始する前に貯湯タンクの底に貯まったスケールを含んだ水を約6リットル自動排出することによって配管の詰まりを防ぎます。

ハウステックの井戸水対応エコキュート02 

湧き上げ運転終了時にはヒートポンプ熱交換器へ自動給水し、溜まっているスケールを洗出します。さらに熱交換器内を冷却することでスケール析出を抑制します。

このエコキュートにはメーカー保証が2年付きますので、その間の製品不具合については無償で修理・メンテナンスできます。
また、井戸水の成分は季節や天候によっても変化します。
そのため故障がご心配な方には10年長期保証(エコキュート:27,500円/台)も用意されておりますので、ご加入頂くとご安心ですね。

今回ご紹介したハウステックのエコキュートの他にも、スピリオンという軟水器(活水器)を設置することにより、水質自体を変化させて井戸水でのエコキュート使用を可能にする方法もあります。

いずれにしましても一度ご相談頂ければ、経験豊富なスタッフが、お客さまにご満足いただけるように最善を尽くします!
エコキュートを使いたい!オール電化にしたい!
だけど井戸水だから使えないのでは?というお客様や、以前に水質検査した際に設置は無理ですと言われた方、是非一度お気軽にご相談ください!

ご質問ご連絡フォーム001

ではまた次回!


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