先日、富山県の温泉施設で70代の男性2名が入浴中に亡くなるという悲しいニュースが流れました。

室内と浴室の温度差によって血圧が急変して起こるヒートショックの疑いもあるようです。

ヒートショックによる死亡事故は交通事故で亡くなるよりも多いとされており、ヨーロッパなどの海外では浴室の暖房設備は常識と考えられています。

浴室暖房はとても簡単な工事で取り付ける事ができ、ヒートショックから皆様を守る健康器具の様なものです。

工事がめんどくさいと考えられている方、是非下の工事風景をご覧ください。

まずは分電盤から独立でケーブルを屋外に排出します。

※今回は以前にIHクッキングヒーターの工事で使用した穴を利用し屋外へケーブルを出しましたが、穴の開いていないお家でも簡単に開ける事が出来ます。

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浴室の換気扇を取り外し、その穴を流用します。

※換気扇の付いていないお家でも簡単に開ける事が出来ます。

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屋外の換気扇外機も取り外し専用外機を取付ます。

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本体と外機はコネクタで接続するだけで完了。

あとは電源ケーブルを接続し、地中からアースを取れば完成です。

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工事の時間は2時間程度完了します。

「我慢すれば大丈夫」「工事が面倒くさい」と考えられたいる方、万が一の事が起きてからでは手遅れになります。

自身の健康を守るためにも浴室暖房の取付を強くお薦め致します!!