オール電化とリフォーム担当の雨宮です。
今日はビル用エアコンのガス洩れ修理をしてきました。
室外機のガス管フレアナットの部分からのスローリーク(少量の洩れ)でした。
今回は業者様からのご依頼で修理をさせて頂きましたが、どうやら下請業者さん(もちろん弊社ではありませんよ)の腕の問題では?と思う故障です。
この部分から洩れてました

右のガス管のフレアナットよりリークしていました。
フロンガス回収器を使ってエアコンの中のガスをボンベに回収します

弊社は山梨県と東京都でフロン回収破壊法に基づく第一種フロン類回収業者の知事登録を行ってます。
また回収業務のために社員3名が有資格者となってます。
環境保護のために、ちゃんと法令順守を徹底しましょうね。
フレアナットを外してみました

ちょっとツバが小さいのとバリを取らずに接続しちゃったみたいです。
今回はビル用ですが家庭用のルームエアコンもここ大事です。
バリ取りやっている業者さん少なすぎです!スローリークだと保証期間過ぎてから故障するんでユーザーさんが大迷惑ですよ!もちろん保証期間中でも今回のようにフレアナットの部分だと工事上の責任となるので保証は利きません。
パイプカッターで古いツバを切断してバリを取りました

パイプの中にはゴミやバリが入らないようにウエスで養生します。
フレア加工して接続しました

真空乾燥作業
真空乾燥の作業は大事ですよ。
以前弊社で給湯器の取付をしていたら別の業者さんがエアコンの取付に来たのですが真空引きを5分か10分ぐらいしかしていませんでした・・・夏の湿度の高い時期にですよ!
いくらルームエアコンでも30リットルの小型の真空ポンプでは無理です!
写真の真空ポンプは100リットル2ステージです。
真空ポンプが小さい場合は真空引きの時間である程度カバーできますが真空到達度はポンプの性能です。
逆に性能の良いポンプを使っていても時間を掛けなければ規定の真空到達度まで達しません。
取付業者でも知らない人多すぎです!
マグロの大型冷凍機やスケートリンクなどの冷凍機なんかは200リットルの真空ポンプで1週間位引き続けることもあるんですよ。
1日真空引きしたら乾燥空気(窒素ガス)を正圧(プラスの圧力)まで入れて放置して、また1日真空引きを何日も繰り返します。
その間、何回も真空ポンプのオイルの交換をしますがオイルには水滴が混ざってます。
冷凍サイクル内にある湿気が真空ポンプのなかで水滴になるんですね。
もしそれを怠ると・・・アイススタック(冷媒回路内で湿気が凍って詰ること)が発生します。
ちなみにエコキュートのヒートポンプユニットの内部も冷媒がフロンとCO2の違いはありますがエアコンと同じ冷媒サイクルをしています。
ただエコキュートのヒートポンプ回路は全てメーカーの工場で完成させますので現場での真空引きなどは必要ありません。
冷媒ガスの充填と調整

現地配管分の冷媒ガス量が判らなかったので、おおよそのガスを充填してスーパーヒート(吸入配管温度-吸入圧力の飽和温度)を見ながら調整しました。
ガス量も多すぎても少なすぎてもダメです。
作業終了間際に雪が降ってきました。
あわてて片付けて本日の作業を終了しました。
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